将棋を勉強したいときどの本を参考にしたらいいか迷ったことありませんか?
主人が最近将棋にハマっていて、夜遅くまで将棋を指しています。
そんな将棋好きの主人にもっと強くなるための将棋の本を買いに行ったんだけど、本屋の将棋コーナーを見てびっくり!
本がたくさんあって何を買えばいいのかさっぱりわかりませんでした。
Contents
将棋本は自分の実力にあったものを本を読まないと意味がない
将棋本と一言に言っても、様々なものがあります。
プロ棋士が読むような難しいものもあれば、初心者でもすらすら読めるような本もあります。
大事なのは、今の自分の実力にあった本を読むことです。
例えば学校の勉強の参考書も、今の自分にあっていない本を読んでも意味がないですよね。
難しい本を読んでも問題や解説の意味が理解できませんし、簡単な本を読んでもわかることを繰り返しているだけで力がつきません。
将棋の本も同じです。初心者なのにプロが読むような難しい本を読んでもちんぷんかんぷんです。
逆に有段者になったのに、駒の動かし方が説明してある初心者向けの本を読んでも実力アップには繋がりません。
本を買うときには、自分の実力にあった本を選ぶことが大切なのです。
子供には難しすぎる本はNG!
昔読んで理解できずに投げた本でも、強くなってから読むと理解できて面白いということはよくあります。
特に、自分の子供が将棋を始めたから将棋本を買ってあげたいという親御さんは、難しすぎる本を買わないように注意しましょう。
3級くらいになってくると多少難しくても手順をなぞってなんとなく読めるようになってきますが、初心者のときは何が書いてあるのかも理解できず、将棋が嫌になってしまう恐れがあるので気をつけてくださいね。
また、大人なら多少難しくても忍耐力と読解力で読み進めることができなくもないですが、大きな苦労を伴います。
ある程度の実力がつくまでは難しすぎる本には手を出さない方が無難です。
主人は始めたばっかだし初心者か中級者向けの本がいいと思うのよね。
間違っても有段者向けの本を買ってはダメみたい。
自分に合った本を選ぶのがいいとわかったところで、次は将棋本の種類について教えます。
将棋本の3つの選び方!目的によって買う本を決めよう
将棋の本には様々な種類があることをご存知でしょうか。
例えば、戦法の定跡が書かれている本、中終盤の指し方が書かれている本、プロの棋譜がまとめられている本などがあります。
さらに漫画やエッセイ、詰将棋の本などまで含めると、カテゴリーが多くなってしまい、ごちゃごちゃしてしまいます。
そこで今回は、将棋の本を大まかに3種類に分けました。
上達のためにはこの3種類を頭に入れて購入すれば問題ありません。
それぞれに特徴がありますので、ばっちり把握して上達に役立ててくださいね。
- 戦法を知りたいなら定跡書
- 指し方のコツを知りたいなら中終盤の解説本
- プロの技を盗むなら実戦集
将棋本の選び方①戦法を知りたいなら定跡書
それなら、定跡書がいいかもしれないね。
定跡書は、将棋の戦法のお手本が書かれている本で、棒銀はもちろん、人気の四間飛車戦法の本もあるんだよ。
将棋には居飛車、振り飛車など様々な戦法があります。
各戦法には、その通りに指せば互角または有利に戦えるという定跡が存在しています。
定跡を知ることによって、序盤で不利になることを防ぐことができるんですね。
定跡書は、そんな将棋の定跡について書かれてある本です。
例えば四間飛車戦法の本なら、相手が棒銀で来たらこう指すといいですよ、相手が居飛車穴熊で来たらこう指すといいですよというような説明があります。
相手の戦法に対してどう指せばいいのか解説しているのが定跡書なんですね。
定跡は、プロの指し方を元にして作られています。
よって、定跡を真似することでプロのような指し方ができるようになります。
自分では思いつかないような技が定跡に詰まっているので、定跡を知るだけで指し方のセンスが良くなるというメリットがあります。
定跡書のデメリット
しかし、定跡もいいことばかりではありません。
まず、実戦が定跡通りの進行になるとは限りません。
定跡を丸暗記していると、相手が変わった指し方をしてきたときに対応できなくなってしまいます。
定跡マニアになって知識だけ増えて棋力は上がらないということもよくあります。
また、定跡書はわかりやすさを重視するために、わざと手順を絞って載せています。
本に書いていない重要な変化があったり、定跡の結論が変わって有利だったのが不利になったりということがありするということは、頭に入れておきましょう。
定跡に頼り切るのではなく、定跡を基準として自分で考えようとすることが上達の秘訣になります。
将棋本の選び方②指し方のコツを知りたいなら中終盤の解説本
将棋で強くなりたかったら中終盤を鍛えることが必要です。
序盤でどれだけ有利になっても、途中からミスばかりだと勝つのは無理ですので。
[/chat]逆転されることが多い、定跡を過ぎるとその後どう指していいのかわからない、という方は、中終盤の解説本がおすすめです。
将棋には様々なテクニックがあります。
- 詰めろ
- 必死
- Z
- 受け
- 早逃げ
- 手抜き
- その他手筋
これらのテクニックを使いこなすには、その知識はもちろんのこと、使い方のコツを学ばなければなりません。
そのために必要なのが、中終盤の解説本。
必死のかけ方の本、囲いの崩し方の本、終盤の形勢判断の仕方の本など、色々なものが販売されています。
これらの本でトレーニングすることによってコツをつかみ、中終盤の力をつけることができます。
中終盤の解説本は、自分では思いつかない攻め方、受け方、考え方がぎっしり詰まっています。
自分のものにすることができれば、あっという間に有段者。それだけ大切な本なのです。
中終盤の解説本のデメリット
デメリットは、難しい本が多いので読んでもイマイチぴんと来ないことがあるということ。
何度も読む忍耐力があればいいのですが、それを楽しくないと思ってしまう人にはあまり向いていません。
また、読んでも効果があるのかどうかすぐにはわかりにくいという一面もあります。
書かれていることを理解して間違えた問題を何回も解きなおす忍耐力が必要になってくるんですね。
中終盤のコツが知りたい人は中終盤の解説本がおすすめだよ。
- 寄せの手筋200
- 羽生善治の終盤術1~3
- 光速の終盤術
- 美濃崩し200
将棋本の選び方③プロの技を盗むなら実戦集
棋譜のことだね。棋譜を読めば誰にでもプロの指し手を再現することができるんだよ。
うーん、記号ばかりで見てもよくわかんないや。説明もないし。
プロの将棋の説明が書いてある本はないの?
それなら実戦集だね。
一冊に数十局のプロの棋譜と解説があってお得なんだよ。
定跡書や中終盤の本ではなく、プロの棋譜で序盤から終盤まで全部学びたいという人には、プロの実戦集がおすすめです。
実戦集とはプロの棋譜がテーマごとにまとまって掲載されているもので、重要な指し手には解説がついています。
実戦集は、棋士ごとにまとめられているものと、戦法ごとにまとめられているものがあります。
自分の好きなプロ棋士がいる場合は、そのプロ棋士の実戦集を買うといいでしょう。
実戦集のデメリット
デメリットとしては、解説が最低限なことが多いということですね。
全ての指し手に解説があるわけではないので、どうしてプロがこうではなくこう指したのか?と疑問がわいたときに解決できないということがあります。
また、本に載っている棋譜を全て並べることは骨が折れます。
本を買ったことに満足して一度も通読せずに終わってしまい無駄になってしまうということがよくあるんですね。
自分は絶対に棋譜並べをするぞ!という強い意志が必要になります。
他には、マイナー戦法の実戦集はない、有名棋士でないと実戦集が出ないという点もデメリットとして挙げられます。
プロの技を直接吸収したいなら実戦集がおすすめだよ。
自分にぴったりの実戦集があるとは限らないということを覚えておきましょう。
- 将棋年鑑
- 将棋戦型別名局集シリーズ
- 藤井聡太全局集 平成28・29年度版
将棋本の価格とわかりやすさと時間を比較
本の名前 | 価格(税込) | 出版日 | わかりやすさ | 読み終わるまでの時間 | 種類 |
---|---|---|---|---|---|
全戦法対応 将棋・基本定跡ガイド | 1,447円 | 2017年12月 | 5 | 1 | 定跡書 |
美濃崩し200 | 1,512円 | 2010年12月 | 4 | 2 | 中終盤 |
寄せの手筋200 | 1,512円 | 2010年4月 | 4 | 2 | 中終盤 |
羽生善治の終盤術1~3 | 1,404円 | 2005年12月 | 3.5 | 2.5 | 中終盤 |
光速の終盤術 | 1,188円 | 2011年2月(文庫版) | 3 | 2.5 | 中終盤 |
将棋戦型別名局集シリーズ | 2,851円(2から3024円) | 2015年6月~ | 2 | 4 | 実戦集 |
藤井聡太全局集 平成28・29年度版 | 2,657円 | 2018年6月 | 2 | 3 | 実戦集 |
将棋年鑑 | 4,968円 | 毎年8月 | 1 | 6 | 実戦集 |
将棋入門ドリルステップ1~3 | 864円 | 2012年3月 | 5 | 1 | |
マンガと図解で早わかり 強くなる! こども将棋入門 | 1,026円 | 2018年2月 | 5 | 1 |
比較してわかった!タイプ別おすすめ将棋本7選
- ドリル形式なら
- コスパなら
- 初心者向けなら
- 中級者向けなら
- 上級者向けなら
- セミプロ向けなら
- 羽生さんなら
ドリル形式なら「将棋入門ドリルステップ1~3」

価格 | 864円(税込) |
わかりやすさ | ★★★★★ |
読み終わる時間 | 1時間 |
出版社 | KUMON |
出版日 | 2012年3月 |
将棋本を読んでも、本当に理解できているのか自分でもわからないときってありますよね。
学校の勉強のように将棋を学べる本があればなあ…という声にお答えしたのがこの「将棋入門ドリルステップ1~3」です。
将棋入門ドリルステップは、駒の動かし方や基本的な将棋用語からきっちり勉強したいという人におすすめ。
駒の並べ方がわからないくてもばっちり確認できます。
名前の通りドリル形式になっているので、内容が定着をしているか確認しやすいという特徴があります。これは嬉しいですね。
出版社はあの有名なくもん。教育に実績がある会社なので安心ですね。
ルビがふってあるなど小さなお子さんでも取り組めるように配慮してあるので、将棋に興味を持ったお子さんにやらせるといいでしょう。
勉強好きのお子さんなら勉強感覚でどんどん問題を解いていきますよ。
コスパなら「全戦法対応 将棋・基本定跡ガイド」

価格 | 1,447円(税込) |
わかりやすさ | ★★★★★ |
読み終わる時間 | 1時間 |
出版社 | マイナビ |
出版日 | 2017年12月 |
安い値段で多くの知識を学べる将棋の本が欲しいという方におすすめなのが、 「全戦法対応 将棋・基本定跡ガイド」です。
この本では180問の問題を通して
- 矢倉
- 角換わり
- 横歩取り
- 相掛かり
- 四間飛車
- 石田流
- 中飛車
- 角交換四間飛車
- 相振り飛車
の9つの戦型の基本定跡を学ぶことができます。
色々な戦法を知りたい人、飽きっぽい人、とりあえずどんな指し方があるのか一通り知っておきたい人にはおすすめ。
1447円という値段の安さもグッド。著者は級位者向けの本を数多く出版している長岡プロ。
級位者が戦法を指すために気をつけるべきポイントをばっちり押さえているのでわかりやすいです。
他の戦法を色々知りたいと言っている人にピッタリの本だよ。
初心者向けなら「マンガと図解で早わかり 強くなる! こども将棋入門」

価格 | 1,026円(税込) |
わかりやすさ | ★★★★★ |
読み終わる時間 | 1時間 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
出版日 | 2018年2月 |
藤井聡太プロの師匠として知られる杉本昌隆プロが監修を務めている初心者向けの本です。
特徴は、タイトルにある通り、漫画と図解でわかりやすいということです。

カラフルな紙面で構成されていて、かわいいキャラクターと一緒に将棋について学べるところがいいですね。
藤井聡太プロに関するコラムがあるのもグッド。

序盤、中盤、終盤に分けてコツを解説しているだけでなく、初心者卒業テストも載っているという、初心者に優しい構成になっています。
将棋に興味を持って、これから将棋のコツを学んで実力を上げたいという初心者におすすめ。
中級者向けなら「寄せの手筋200」
価格 | 864円(税込) |
わかりやすさ | ★★★★★ |
読み終わる時間 | 1時間 |
出版社 | KUMON |
出版日 | 2012年3月 |
将棋の基本を勉強したけど逆転負けしてしまう、王手をしても相手の玉にするする逃げられて詰ませることができずに負けてしまうという方におすすめなのが、「寄せの手筋200」です。
この本は、必死など寄せに関する問題が200問そろえられています。
必死問題を解くことによって、玉を逃げられなくする感覚が身についていきます。
王手を繰り返して、かえって相手玉を逃がすことになったということがなくなります。
寄せの手筋200のいいところは、実戦的であるということです。
実戦に応用できそうな形ばかりで、必死だけでなく詰みがある問題も紛れ込んでいます。
寄せ方がわからない、終盤が苦手だという人は、寄せの手筋200を繰り返し解きましょう。
まだ初心者の方には少し早いですがが、いずれチャレンジして欲しい名著だよ。
5手詰までできるようになったら寄せの手筋200を買うといいんだ。
上級者向けなら「羽生善治の終盤術1~3」
価格 | 864円(税込) |
わかりやすさ | ★★★★★ |
読み終わる時間 | 1時間 |
出版社 | KUMON |
出版日 | 2012年3月 |
囲い崩しの急所が知りたい、中終盤の方針の立て方が知りたいという方にオススメなのが、羽生善治の終盤術シリーズです。
全3巻。
羽生善治プロの実戦から、次の一手形式で中終盤を学ぶことができます。
終盤は相手の手にのってなんとなくガジガジやって勝っているだけでイマイチ手ごたえがないという人には特におすすめ。
寄せの質が変わります。
3巻ともおすすめですが、一番わかりやすいのは3巻ですね。
効果も実感しやすいです。
終盤感覚、大局観を磨きたい人には1巻がおすすめ。
級位者には難しいため、最低でも初段になってからチャレンジするといいでしょう。
永世七冠を達成した羽生さんの終盤術を学べる貴重な本だよ。
この本を読んでマスターすれば、羽生さんみたいになれるかもしれないね。
セミプロ向けなら「藤井聡太全局集 平成28・29年度版」
価格 | 864円(税込) |
わかりやすさ | ★★★★★ |
読み終わる時間 | 1時間 |
出版社 | KUMON |
出版日 | 2012年3月 |
中学生プロ、最年少七段、二十九連勝など様々な記録を打ち立てている藤井聡太プロの平成28・29年度版の実戦集です。
掲載棋譜数は全部で59局。
そのうち12局を重要対局としてピックアップして解説してあります。
残りはよくある注釈入りの解説の棋譜です。
藤井聡太プロの実戦感覚はプロでも驚いてしまうほどです。
アマ高段のような実力者でも必ず衝撃を受けてしまう手があります。
藤井聡太プロの棋譜を繰り返し並べることで、さらなるレベルアップを目指しましょう。
藤井君は14歳2ヶ月でプロ入りしました。これは最年少記録なんですって。
小学生の頃には既に、奨励会というプロ棋士の養成機関に入っていたそうよ。
羽生さんなら「将棋年鑑」
価格 | 864円(税込) |
わかりやすさ | ★★★★★ |
読み終わる時間 | 1時間 |
出版社 | KUMON |
出版日 | 2012年3月 |
将棋年鑑とは、タイトル戦から主要アマ棋戦まで、1年間の対局を500局以上収録している本です。
毎年8月1日に発行されています。
棋譜がたくさん載っていて参考になるのですが、あまりにも分厚いため、読むには相当気合を入れないとできません。
じっくりと並べる根気が必要になります。
また、将棋年鑑は、棋士名鑑といって、身長体重、好きなものなどの質問項目に対する棋士の回答が載っているコーナーです。
羽生さんも、あの棋士はバナナがなくなることがこわいのか…などと思いながら読んでいるかもしれませんよ!
将棋年鑑は毎年発行されているので、必要なときに新しいものを買うといいんだよ。
将棋は流行り廃りがあるからね。
サピコがおすすめする将棋本ランキングTOP3
ここでは将棋本の中でも特におすすめの本をランキングで3つ紹介していくよ。
買って勉強すれば上達間違いなしだね!
1位 将棋戦型別名局集シリーズ
価格 | 864円(税込) |
わかりやすさ | ★★★★★ |
読み終わる時間 | 1時間 |
出版社 | KUMON |
出版日 | 2012年3月 |
自分の好きな戦法の棋譜だけ解説つきで棋譜並べしたいということはありませんか。
インターネットで手に入れることができる棋譜は解説がありませんし、プロの中継棋譜は戦型がバラバラです。
そこでおすすめなのが将棋戦型別名局集シリーズ。
この本は、戦型ごとに名局を100局ずつピックアップして載せている実戦集です。
2018年6月時点で
- 穴熊
- 四間飛車
- 矢倉
- 三間飛車
- 中飛車
- 横歩取り
- 角換わり
まで出ています。
特筆すべきは、各戦型のスペシャリストが執筆に関わっているという点。
例えば四間飛車と中飛車では鈴木大介プロ、角換わりなら谷川浩司プロです。
その道のプロの中のプロが関わっているので安心してして棋譜並べできますね。
戦型別に分かれているので自分が好きなものだけ買えばいいですし、何でも指す人は、シリーズをそろえることで各戦型の名局を押さえることができます。
高いレベルを目指す人におすすめできるシリーズであると言えます。
2位 光速の終盤術
価格 | 864円(税込) |
わかりやすさ | ★★★★★ |
読み終わる時間 | 1時間 |
出版社 | KUMON |
出版日 | 2012年3月 |
光速の寄せで有名な谷川浩司プロが、実戦を元に終盤の考え方について記した名著。
難解な実戦を取り上げているため、読むのに苦労します。
取り上げている内容は難しいものの、解説が丁寧にされているため、ある程度の棋力があればなんとか読み進めることができます。
ただし最低でも有段者の実力は欲しいです。
光速の終盤術では
- 有利なときは直線、不利なときは曲線
- まず与えられた局面におけるはっきりとした条件を設定すること
というような終盤での考え方を惜しげもなく披露しています。
何度も読んで自分のものにすることができれば、相当な終盤力を手にすることができるでしょう。
寄せの質を上げたいならこういう本で勉強するのがおすすめだよ。
羽生善治の終盤術と同じく、おすすめの終盤の本だよ。
3位 美濃崩し200
価格 | 864円(税込) |
わかりやすさ | ★★★★★ |
読み終わる時間 | 1時間 |
出版社 | KUMON |
出版日 | 2012年3月 |
将棋を指す上で避けられないのが、美濃囲いです。
居飛車党でも、振り飛車党でも、実戦で美濃囲いに出会ったことがないという人はいないでしょう。
美濃崩し200は、そんな美濃囲いに絞って囲い崩しを解説した本です。
実戦に応用できそうなテクニックが満載で、暗記するまで何度も繰り返すことがおすすめ。
美濃囲いを使う人も、崩し方を知ることで、どうすればその筋を防ぐことができるのか?という思考ができるようになります。
美濃囲いを攻略できずに負けてしまうという居飛車党はもちろん、美濃囲いが大好きな振り飛車党にもおすすめできる、名著です。
実力にあった本を選ぼう!将棋本を徹底比較してわかったおすすめ7選のまとめ
無事自分にぴったりの本を見つけることができたようで良かった。もっと将棋のことが好きになるといいね。
将棋本は棋力と目的によって適した本が変わります。
今の自分にぴったりの本を買って、将棋を楽しんでくださいね!